酔いどれモノフォニー

The Cinematic OrchestraとFlying Lotusのライブ、サイコー過ぎました

Lia Ices - Necima

Lia Ices。米コネチカット出身のSSW/ピアニスト。
個人的に、2008年度 新人女性シンガーNo.1として位置づけたい。

何といっても声が、歌が胸に迫る。

甘さをしのばせつつ、心象風景豊かな曲の数々は余韻充分で、
そのさまはCat Powerを思い起こさせる。

だが、もっと情緒エキスは芳醇。

曲によってはTori Amos的だったりもするが
生理的に重くはなく、
感情を詩情に転化させるチカラがあるようだ。
そんな端正さを感じるのは、
クラシック音楽の素養によるものか。

プロデューサーは、Nicolas Vernhes。
Black DiceやAnimal Collective、The Fiery Furnaces、Deerhunter等の音作りに関わってきた人物。
アヴァン・チェンバーポップ的なアレンジも素晴らしく、
ピアノ&ヴォイスというシンプル主軸に風情を漂わせ、
どこか厭世感ただよう切なさ&たおやかさにグッとくる。

myspaceコチラ。2008年9月発売。
テーマ:洋楽 - ジャンル:音楽
Max Richter - 24 Postcards in Full Colour

イギリス在住のドイツ人ピアニスト/コンポーザー、Max Richter

クラシック meets エレクトロニカな音像に、ロック的閃きを優雅に織り込んだ
美インスト作品をコンスタントに発表。
'06発表のアルバム「Songs from Before」では、
ロバート・ワイアットがそのサウンドをバックに村上春樹を朗読して話題に。

ストリングスやピアノの響き麗しく、新しさで驚かせるというよりは、音そのものの美しさでじっくり魅せる。
そして何より、情景描写力が秀逸。

そのチカラが凝縮されたのが、
最新アルバム「24 Postcards in Full Colour」。4作目に当たる。

1分〜最長で2分半の曲々。
こんなコンパクトなのに、音にあふれるドラマ性の鮮やかさ。
アルバムタイトル通り、24曲それぞれの情景がショート・ムービーのように流れゆく。

myspaceコチラ
EnoやSteve Reichはもちろん、Sigur RosやBoards of Canadaあたり好きなヒトにもお勧め。
2008年9月発売。
テーマ:洋楽 - ジャンル:音楽
昨晩Idaの来日公演を観てきた。いや〜、よかった。
彼らの魅力と言えばまず、あの男声女声溶け合うハーモニーの美しさだけれど、
生だと味わいが格段に違う。

正味2時間半ほどもプレイしていただろうか。
きっちりしたセットリストは決めていないようで、流れが弧を描くように自然で自発的、
歌も音もすべてが温かく脈動していたのだよね。
声の重なりが生むヒューマニティ。
音や声それ自体の美しさはもちろんだけれど、そこにホーワリした体温とやわらかな息遣いが確かにあるんだ。

「あれ?この曲どんなコードで始まるっけ?」「そうじゃないわよ まったくもう☆」的なエリザベス・ミッチェルとダニエルとの夫婦の絡みも微笑ましく、ココロもカラダもじんわり弛緩するような癒し効果が。

前半はアコースティックなセットでしっとりフォーキー、休憩を挟み、
後半はエレキ交えて躍動感重視の展開に。
元々はパンクやポストロック風なこともやっていた彼らであり、
ルーツィーで素朴な響きの中にも、ヒネリと卓見したふくよかさが。
音楽人らしい心意気が感じられて、これまた粋。
なんというか、カラダ中からメロディーと音があふれてくるような佇まいで、
制限なければそのまま4時間でも5時間でもプレイしてるような感じだったな。

なんとも幸せな音楽体験であったことよ。帰り道、渋谷の喧噪がどんなに醜く見えたことか(苦笑)Ida - Lovers Prayers
Idaのmyspaceはコチラ

彼らの最新アルバム「Lovers Prayers」(2007.12)、
時空を超えた美しさで彩られているので、オススメです。
自分が一番好きなのは、
スロウコアな内省的揺らぎがにじむ「Will You Find Me」(2000)かな。

テーマ:洋楽 - ジャンル:音楽
Shearwater - Rook

Okkervil Riverでも活動中のJonathan Meiburgが率いるバンド、Shearwater(from テキサス)。

とかく、歌に込められた切望感が凄絶だ。
静と動に行き交うドラマティックなメロディーに、
エモーションがグイグイ高みに昇り詰めていく。

とはいえ、自己の感情に溺れるのでなく
“母なる大地”を支点に、森羅万象から内省世界を描き出す。
だから、歌に見える景色が壮大だ。
ある意味、憂えるオトナのフェアリーテール 
  − どこにも属さない(属せない)自身を探すための・・・

サザンゴシック&バロックなサウンドもポツネンとした寂寥感を煽り、物語性十分。
ダルシマーを始めとするストリングスアレンジや、グロッケンシュピールが特に効いている。

myspaceコチラ。2008年6月発売。
テーマ:洋楽CDレビュー - ジャンル:音楽
The Metros  - More Money Less Grief - マネーあれば憂いナシ!

サウス・ロンドン発の新人バンド、The Metros。

彼らは走る走る。蒼い衝動に突っ走る。
そのイキのいいロケンローサウンドは、よくLibertinesが引き合いに。
だけど大きな違いは、スカやファンクのハネ感あふれるところ。

オルタナ以降の世代ならではの雑種感覚に、ロックの快感原則が大炸裂。
処々にこぼれるユーモア含め、そのシャレ感に脱帽。

「マネーあれば憂いナシ!」(邦題)なんて言うけれど、このセンスは金じゃ買えん。
つまり、とてもカッコよい。
元気出るので、朝によく聴いているよ。

myspaceコチラ。2008年8月発売。
テーマ:洋楽 - ジャンル:音楽
Six Organs of Admittance 

米サイケ・フォーク界の重鎮ギタリスト、Ben Chasnyのソロプロジェクト9作目。

ドローンな音像から絞り出される、ギターの咽び泣き。
狂おしいまでの寂寥感、漂泊感。

荒涼とした語り口だが、静謐なる熱情とでもいったものが青白く揺らめき続け
心の澱をひそやかに浮かび上がらせる作用が。

情念に憑かれたあげくの、その"先"を奏でるブルーズ・フォーク。
どこか達観した響きに、穏やかな安らぎを得る。

個人的に大好きなギタリスト(ボーカルもあり)。myspaceはコチラ。2007年11月発売。
なお、Ben ChasnyはComets On Fireでも活動中。
テーマ:洋楽CDレビュー - ジャンル:音楽
Apollo Sunshine - Shall Noise Upon

Apollo Sunshine
このボストンの3人組が奏でるは、Flaming Lipsから毒を抜いたよなネオサイケ。
だがその一言で括るには、あまりに音の栄養価が高過ぎる。
フォーク/ロックはもちろん、ファンク、サンバ、カントリー、サイコビリー等々網羅、
多様な価値観を バークリー出ならではの美麗なアレンジで鮮やかに描き出す。

ピースフルな躍動感に導かれる、森羅万象夢紀行といった感。
夏バテ回復のお供にぜひ。myspaceコチラ。2008年8月発売。
テーマ:洋楽CDレビュー - ジャンル:音楽
Raine Maida - The Hunters Lullaby
カナダのOur Lady Peaceをご存じだろか。
"グランジ"隆盛の時代にデビューし、情熱的かつメロディアスなロック・チューンで聴き手の胸をグイグイジワジワ締め付けてくれた、実にいいバンドだった。例えるなら、パール・ジャムにU2 を掛けてラヴァー・ボーイで割った −− とでもいう感じ!? カナダ国内では圧倒的人気を誇っていたにも関わらず、なぜか日本では無名の彼ら(まるでトライアンフ)。切なく沁みるあの名曲の数々、埋もれさせてしまうには惜しすぎる・・・と思っていた昨今、なんと出た。

ボーカル/メインソングライター Raine Maida (レイン・メイダ)の1stソロ・アルバムが。
この「The Hunter's Lullaby」、実にコクあるSSW作品に仕上がってて嬉しさひとしお。

 熱さ、男気、強いメッセージ性にみなぎる歌は、先に例えに出したパール・ジャム(=Eddie Vedder)に通ずるものがあるが、Raineの場合、もっと文学性に傾倒した味わいがある。
 Our Lady Peace時代にあった土着な埃っぽさは排除され、ノワールに翳る内省さが全体に漂ってきた。また男艶たぎるRaineの声が、実にその世界観に合っている。特にバスキングで培ったというスポークンワード風の歌唱など、曲のドラマ性と相まって、彼のストーリーテラーとしての資質を露にしている(Tom Waitsから酒と年季を抜いた感じ)。
 ピアノやフィドルの調べも「切ないさすらい感」を醸していて、雰囲気たっぷりだ。

 とにもかくにも、奥底に秘めたエモーションが、静謐さと高揚に交錯しながら立ち昇るのがなんとも素晴らしい。エレガントで頽廃的な雰囲気ありつつも、ポジティブで芯の強さを感じさせてくれる世界だ。
 
 試聴はmyspaceからどうぞ。オフィシャルサイトはコチラ
 ちなみに、Raine、声も歌もいいけど、本人自身もイイ男ですぜ。んふふ。
 ※まだamazonでは取扱いがないよう・・・なのでジャケ写のリンク先は暫定的にHMVので。
テーマ:洋楽CDレビュー - ジャンル:音楽
Spoon - Ga Ga Ga Ga Ga
 凄くいいバンドだと思う。
 なのに日本では無名に近いSpoon

 その活動歴は10年以上にも及び、コーチェラ・フェスのトリを飾ったり、今作においては全米初登場10位を記録したりなど、まさにインディー界の重鎮とも言うべき存在だ。
 
 テキサスらしい乾いた音づくり、ギミックのない締まったアンサンブル、滋味ありつつもパンキッシュな歌心・・・いろんな音楽を吸収してきた挙句に、自分たちの内に醸成された"何か"を音にした感じ、とでもいうかな。音と音との響き合いが実に自然で、鮮度つややか、味わいのコクもしっかりある。
 で、そこに示されるは、ルーツミュージックとモダンミュージックの最もイキな融合性。派手さには欠けるものの、れっきとした真実が鳴っているんだ。

 デジタル化が進むに伴い、音楽までもがインスタント化しているように感じられる昨今だが、だからこそ、こんな有機的な音がもっと聴かれて欲しいと思う。それほどに真のミュージシャンシップ&表現魂に滾る音。添加物はありません。

 そんな彼ら、2月に来日が決定した模様。大変嬉しい!
彼らのmyspaceはコチラ、オフィシャルサイトはコチラ
テーマ:おすすめ音楽♪ - ジャンル:音楽
Alela Diane - The Pirate's Gospel
Joanna Newsomと親交が深いという、女性SSW Alela Dianeのデビュー作。

"無"に近い澄みきった空気と、そこに伸びあがる凛とした歌声は
まるでNina Nastasiaを熟成させたかの味わい。

ネイチャーメイドなアコースティック感に
アシッドな薫りがたゆたうサマは、
'60s後半〜'70sのストレンジ・フォークを思わせ、
有機的ながらも夢幻の叙情空間へと聴き手をいざなう。

特に珍しいスタイルではないのだが、
声の存在感が何より際立っており、音に響く徹底した美意識も相まって、気高さ漂う独自の世界観を展開する。「枯れ」には転ばず、鮮やかな生命感を映すところがDevendra的。

アルペジオの鳴らし方など、彼女自身のギタープレイも好きだな。

試聴はMySpaceより、オフィシャルサイトはコチラ
テーマ:洋楽CDレビュー - ジャンル:音楽
fink - Distance and Time
英ブリストルを拠点とする、アコースティカSSW Finkの2ndアルバム。

滲み、震え、瞬き・・・そんな情感の機微を紡ぎゆく声。
恐ろしくニュアンスに富む声だ。

内省的な仄暗さは、
Massive Attackをアコースティックにしたかの佇まい。

雰囲気的にはJose Gonzalesと通ずるものがあるが
無我・無機質なJoseと違い、
沁み出すものはあまりに深く濃く、
その独白めいた響きに「歌う」ということの真実を知る思いだ。

歌詞も心に響いてたまらない。
もともとトリップ・ホップ方面で活動していた人だけに、音響的側面も聴きどころ。
MySpaceコチラ、オフィシャルサイトはコチラ(どちらも試聴可能)。

・・・Fink、自分が描く"いい男"を歌で実現してくれてるみたいで(笑)、夜な夜な酔わされっぱなしっス。
テーマ:洋楽 - ジャンル:音楽
DoF - Sun Strength and Shield
括りとしては、フォーク・エレクトロニカとなるだろうか。
Brian Hulickなる人物のワンマン・プロジェクト(インスト)。

なにより抒情の潤いに満ちた美旋律に傑出、
それを支えるアコギとピアノの流麗かつ脈動感に長けた生演奏が印象的。

ブレイクビーツ等、確かにエレクトロニクスも導入されてはいるのだが、
あくまで抽象的な彩りとして機能、それが絶妙な対比を生み、
楽器のオーガニックな響きが より鮮やかな生命感を獲得することとなる。

繊細かつ雄大、奥行きにも空間性にも富んでいるというドラマツルギーの妙含め、
音の響きや粒子までもが呼応しあうようなキメ細かさなど、
高木正勝の世界に通じるものを感じた。美しい。

オフィシャルサイトはコチラ(試聴可能)。
テーマ:テクノ・エレクトロニカ - ジャンル:音楽
Chase Pagan - Oh, Musica!
Chase Paganなる、シンガーソングライターのデビュー作。

とにかく際立つウタの実在感。
込められた情熱、あふれる焦燥感に、強く深く胸衝かれる。

何なのこの訴求力。

 と思ってみたら、
かのRoss Robinson(At The Drive-In、Limp Bizkit等のプロデューサー)に見出されたという。
さすが、この煮詰められた“熱さ”はハードコア通過者ならではの真性度。
(Glassjawや、Jane's Addictionとのコラボ歴もあるようだ)

 とは言え、彼の世界はハードコアではなく、ロック、ソウルからカントリーからジャズまでをも網羅、その全てを熱い歌ゴコロに血肉化しているのがポイント。

 精神的な在り方がいかに表現を豊饒にするかという、素晴らしい例だろう。
 結果、グッとくる直情さに長けつつも、ジワジワ度に秀でたウタが生まれることに。

 そんなChase Paganのmyspaceはコチラ。オフィシャルサイトはコチラ
 ピアノ主体のサウンドアレンジにBen Foldsを想うヒトもいるかも!?
 個人的には、Ryan Adamsがかつて有していた“狂おしさ”を感じて、たまらない。好きです。

 ちなみにジャケットのアートワークはヴィンセント・ギャロ。
テーマ:おすすめ音楽♪ - ジャンル:音楽
Japancakes - Giving Machines
傷もなければ綻びもない。
俗世間のけがれとは全く無縁の、ただただ美しい旋律と、
優美な音の重なりを徹底追求するドリーミーなポストロック。

チェンバー・ポップ的麗しさにゆったり拡がる
チェロとペダル・スティールの響き、
奥行きに富んだピアノ/シンセの彩りに、
ノスタルジックなメロディーがまろやかに伸びあがる。

白昼夢の神秘を紐解くような、開かれた浮遊感が心地よい。

まったくスキのない楽曲構成力(特に音の重ね方)だが、ミュージシャンシップ光る躍動感がプレイに反映されていて、閉塞感はない。取っつきのいいポップ感覚も効いている。

今作は今月リリースされたばかりだが、11月にもまた新作が・・・
これ、My Bloody Valentineのあの「Loveless」をまんまカヴァーしたものらしいのだよね(タイトルもまんま「Loveless」 )。「Loomer」と「To Here Knows When」がMyspaceで聴けるので是非。
ディストーション抜きだぞ(笑)。
ちなみにアメリカのバンド。
テーマ:洋楽CDレビュー - ジャンル:音楽
Jose Gonzalez - In Our Nature
素晴らしきは、音と音の間に響きあう、静寂感と透明感。

ゆったりとしたグルーヴに爪弾かれ、
そのアコースティックな音色は
水墨画のように 濃淡に揺らぎ、空間ににじんでゆく。

そして、美旋律に漂う 秘めやかさや淡い儚さは
水波のような鼓動へと脈打ち、
聴き手を知らぬ間に、静かな高揚へといざなうのだ。

単なるシンガーソングライターとは括れない、
この音響派的な音づくりが
ホセ・ゴンザレスを大きく特色づけている。

いい意味で、無我で無機質な世界と思う。

ニック・ドレイクがよく引き合いに出されるようだが、
血の通ったエモーションに滾るドレイクとは、似て非なるものという気がする。
どこにも属さないような、何者にも交わらないようなこの透徹感、
ホセの客観性と禁欲性があってこそ生まれるものだろう。

彼が「カバー・アーティスト」として卓越した才能を見せるのも、それがためでは。
今作のMassive Attack 「Teardrop」のカバーも絶品だ (注:他はオリジナル作)

Myspaceはコチラ、オフィシャルサイトはコチラ (どちらも試聴可能)。
テーマ:洋楽CDレビュー - ジャンル:音楽
Airiel- The Battle of Sealand
非常によく出来たシューゲイザー・ポップ n' ロック。

かのRide(あとマイブラ)を匂わせる部分多々なものの
いわゆるシュゲイザー的なくぐもりの内省イズムは薄く、
フィードバック・ノイズの壁を突き破るような
"蒼々しさ"と"ピュアネス"がキモ。

刹那の瞬間を閉じ込めた白昼夢。
それが、厭世のブラックホールではなく
甘美なカタルシスに浮遊、高みに融解するサマがただただ美しい。

個人的好みから言えば、ヌケがいい分、深みにかけるきらいはあるかな。
でも、メロディメイカーとしての才能、
エレクトロ・アレンジの手腕等(EPではポストロック的側面を強く追求してたことも)は
それを覆って余りあるとも思う。
これがデビューアルバムなので、今後大いに期待。

ちなみに、Ulrich Schnaussがゲスト参加(現在一緒にツアー中)。
彼らの音響的コダワリが呼んだ繋がりと思われ、興味深いコラボレーション。

試聴はmyspaceから(日本盤と輸入盤ではジャケが違う模様)。
オフィシャルサイトはコチラ
Joe Henry - Civilians

なんと豊穣で、なんと芳醇なウタだろうと思う。

たとえるなら、ソレは
Tom Waitsのやさぐれダンディズムと
Rufus Wainwrightのデカダンな浪漫性とを併せ持ち、
濃厚なエモーションに沸々と燻されゆく
ひとりのオトコの哀愁歌。

ブルージー&スモーキーなキャバレー風味がジワリと効いて、
夜のとばりにこれほど似合う音もない。
寂寞感に艶めくサウンドも絶品。間違いなく傑作。
バーボンのロックと共に是非。

Joe Henryのmyspaceはコチラ (ただし上がってる音源は前作 <これも傑作)。
今作の試聴は、オフィシャルサイトよりどうぞ。
テーマ:洋楽CDレビュー - ジャンル:音楽
Animal Collective - Strawberry Jam

破天荒なフリーキーさと、
フリーフォークな森羅万象劇とが
カラフルポップに集約、
自由さにコロコロ弾けゆくドリーミー・サイケ。

何より素晴らしきは、音を貫くポジティブな躍動感。

変幻自在の実験精神の中に、遊びゴコロと開放感がみなぎって、
何もかもが実現可能に感じられてしまいそな、そんな摩訶不思議なパワーをくれる音。
ほんと凄いわ。コレ。

試聴はmyspaceからどうぞ。
テーマ:洋楽 - ジャンル:音楽
Thurston Moore - Trees Outside the Academy

冒頭の1曲で、このアルバムとは長いつきあいになると確信した。
それほどに美しい歌ゴコロに満ちた、ギターロック・アルバム。

フリーキーさやノイズ感は影を潜め、
サーストン・ムーアが本来持つソングライターとしての才能が浮き彫りに。

例えるなら、ソニック・ユースの「Murray Street」に溢れるメランコリックなエモーションと、
「Rather Ripped」のシャープなロック感を深く煮詰めた感じか。

スポンティニアスなギターの響きが、超絶に美しい。

試(視)聴はレーベルEcstatic Peaceのサイトにて可能。

※関連レビュー:Sonic Youth 「Rather Ripped」(本家ブログ記事)
テーマ:洋楽 - ジャンル:音楽
 気がつけば休止より約4ヶ月が経過(早過ぎ)、ようやく再開することにしました。
 マイペースで、本来の目的であった“音楽メモ”(=短文)を念頭ににボチボチ続けていこうかと思います。
 おヒマなときにでも、また寄ってやってくださいませませ。

 今週はPelican、そしてBattlesのライブが激楽しみ!です。